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[神奈川] 絵本読み聞かせ ボランティア
「生きていることに感謝して、
心通わす人々に感謝して、
仕事ができる身体と心に感謝して、
自分の人生を味わって行きたいと心から願っています。」
2018年、この言葉でスタートした果歩さん。
1月20日、偶然にも果歩さんのお誕生日に、
神奈川県にて絵本読み聞かせボランティアを行いました。
今までは東北や熊本など、被災地を中心に読み聞かせボランティアを続けてきましたが、
今後はもう少し範囲を広げて身近な場所でもやっていきたいと思っています。
神奈川県の、小田原城のほど近くにある木乃花保育園。
園長先生が出迎えてくれました。
一年を通して自然に触れ合え、しいの木から、秋になるとどんぐりをひろって工作を作るのだそうです。
この日の午前中は、こども達はマラソン大会がありました。
お着替えのあと、絵本読み聞かせ会が始まります。
果歩さん「みんなマラソンしてきたね!
もし眠くなったらゴロンして聞いていいからね。」
一冊目は『からだっていいな』
朝、目が覚めるとからだの中に太陽があったら?太陽はどこにある?
そう果歩さんがお話をすると、「宇宙のど真ん中!」など気持ちを真っ直ぐに口にするこども達に、
「心の中にも太陽あるかもしれないね」と答える果歩さん。
実際にくすぐりあいっこや、片足立ちをしてもらって、からだの不思議を実感してもらいました。
一冊目が読み終わり、「どうも ありがとうございました」とみなさん。
果歩さん「もう一冊読んでもいいですか?」「いいですよ!」
「メッチャ面白かった!」と目がキラキラ、笑顔が広がります。
『みんなうんち』
こども達のツボフレーズ、うんち。タイトルを読んだだけでも大笑い。
「おしめでうんちしたことある人!」果歩さんがみんなに問いかけると、
照れくさそうに、笑いながら、ひとりひとり嬉しそうに話してくれます。
『おおきくなるっていうことは』
おおきくなるっていうことは?
洋服が小さくなったらどうする?
小さくなった洋服は捨てたらもったいないから保育園のバザーに出したりするといいね、と果歩さん。
シャンプーを嫌がらないってことを話すと、「そりゃそーだ!」と大笑い。
果歩さんがマラソン後のみなさんの体調を気づかって
「まだみんな疲れてない?疲れたら寝ちゃおうか」
と言うと「そんなのもったいない!」
果歩さん「もったいないって言葉、小さい人が使うと美しいね」
そして最後に読むのは果歩さんが大好きな『ラヴ・ユー・フォーエバー』
読んでいると、果歩さんのすぐ傍に駆け寄って聞いてくれるお子さんも。
~夜になると、お母さんは、赤ちゃんを抱っこします!
「抱っこされたい人は目をつぶってね!」と言うと
目をつぶって待っててくれる子、恥ずかしくてモジモジする子、大興奮する子。
いつも大盛り上がりする絵本です。最後にお母さんが歳をとって、
息子がお母さん抱っこするページでは、席にいるお母さん(保護者の方)にハグする果歩さん。
後から園長先生が、保護者の方が感激してくださっていたとのことでした。
果歩さん「今日はマラソンがあって疲れているのに頑張って聞いてくれてありがとう。
また来てもいいですか?」
「いいですよ!」と大喜びしてくれました。
「ハッピーバースデー」と「ふるさと」のお歌とお花の可愛いカードのプレゼント。涙ぐむ果歩さん。
先生から、ブログでの果歩さんの言葉に感動したと言って頂きました。
果歩さん「保護者のみなさん、私の息子も保育園に通っていたんです。
お仕事と子育てと大変な時期だと思いますけれども、
過ぎてしまえば今が一番幸せな季節だと思います。お体を大切に頑張ってください。
園長先生、みなさま、ありがとうございました。また絵本を持って遊びに来ます。」
ご協力頂きました保育園の皆様、温かく迎えて頂きまして、本当にありがとうございました。
南 果歩とスタッフ一同、厚く御礼申し上げます。
2018年 1月20日
(お写真は訪問先の許可を得たものです)