vol.1「気仙沼女子会」
気仙沼に訪れている内に「そうだ、気仙沼で女子会をしよう」と思いつき、磯屋水産の幸子さんに持ちかけました。そして実現したのが気仙沼女子会です。今回は第2回の気仙沼女子会です。普段、男性がいると中々話せないぶっちゃけトークと大笑いしながらも、時に涙と共に女子の本音が飛び交う場となりました。私も気仙沼女子と話ができるこの場が本当に楽しみです。これからもずっと続けていきながら、共に歩んで行きたいと思っています。
~登場人物~(写真前列左から)
圭恵さん(アンカーコーヒー)
3人の息子さんの子育てに奮闘中
果歩
幸子さん(磯屋水産)
明るくてかっこいいママ
敬子さん(男山本店)
清楚だけど実はお茶目
恭子さん(気仙沼プラザホテル)
きりりとした笑顔がステキ
場所:鮨智
「気仙沼女子の日常」
果歩「今、気仙沼で、どんな仕事をしてますか?幸子さん、今どういうことしてるの?」
幸子さん「そうですね、普段は経理をしています。今、さんま、カツオの時期で忙しくしてます」
果歩「大変、大蔵省だね。敬子さんは?」
敬子さん「私は前日の売り上げを預かって、それを毎日銀行に預けに行って、PCの入力ソフトに入力して1ヶ月ごとの売り上げを出したり…」
幸子さん「一緒ですね」
果歩「みんなそうだよね。商売やっているお家ってご家族が会計を預かって」
幸子さん「だから安心して働けるって言われるんです」
果歩「ハンコや通帳を安心して預けられるもんね」
敬子さん「去年から小切手を扱うようになったの。小切手を機械に入れてジャカジャカジャカ」
飲み物が来て、果歩さんが乾杯の音頭を
果歩「それではまたやってきました!よろしくおねがいします」
みなさん「よろしくお願いします」
果歩「はじめて気仙沼来た時に、面白い人がいっぱいいるって思ったの」
敬子さん「よそからお嫁に来た人が怒られてるかと思うくらい口調がぽんぽんしてて怖いって人もいるみたい」
果歩「ううん、なんか人懐っこいというか、はじめて会った気がしない」
幸子さん「いらっしゃい!ほんとにいらっしゃい!って感じかもしれない」
果歩「誰でもウェルカムっていう感じ」
幸子さん「このサイトで世界に気仙沼が発信されるんですね!」
果歩「うん、おいおい英語訳や韓国語訳もやっていくので」
幸子さん「嬉しい」
果歩「こんな感じです」
このオフィシャルサイトをみなさんに見せる果歩さん
幸子さん「私昨日、もう見ました。果歩さんのエッセイを読んで泣いてしまいました!アイスバケツチャレンジも見ました!」
果歩「あれにはいろんな意見があるんだけど…」
幸子さん「え?なんで?」
果歩「やることとやらないことの意見は様々出てもいいと思うけど、何かチャリティやボランティアは楽しくやってはいけないような風潮で。でもALSという病気をこのチャレンジで知った人は大勢いるの。私は宮本亜門さんからお話頂いて。亜門さんも以前から被災地の応援や、チャリティもしてきているの。反対意見などを気にせずに自分が良いと思った事はしようと言うところが2人の一致した考えだったの。その後の私からの指名で、瀬戸内寂聴さんに電話してこの話をしたら、「いいわよ!私は水かぶれないけど寄付したいから」って即決。世の中の風潮とか一切気にせず、いいと思うからやる、その率直さは、さすが瀬戸内先生だなと思った。」
みなさん「そうですよね…本当にそう思います」